不動産
わが国では伝統的に不動産の資産価値が高く、各種法律でも不動産を念頭にして整備される傾向にあります。そのため、不動産を巡る紛争も多岐多様であり、深刻化しやすいものです。近時は、不動産の帰属そのものを争うケースよりも、賃貸借契約に伴う明渡しや賃料の増減など、利用関係に関する紛争の割合が高くなっているようです。不動産は重要な資産として担保に供されることも多く、競売に掛けられた場合には担保権者と任意売却に向けた交渉をすることもしばしばあります。法律的な問題があるというわけではないのですが、弁護士であれば競売の手続きや、その後の取立てあるいは破産などの展開を睨んで判断することができますので、依頼は増える傾向にあります。